赤いスープのイェンタフォーの秘密
Posted by kazuyukihiroi in Thailand on 2010 年 8 月 31 日
バンコク在住のAustin Bushさんのフォトログに「My fave Bangkok dishes」というポストがあって、見るとフォトグラファーならではの美味しそうな料理の写真でお店と料理が紹介されていて、(バンコク在住なら)今すぐに行って食べてきたくなる記事だった。
Austin Bush Photography – My fave Bangkok dishes
で、その中に僕も大好きなスープ麺料理「イェンタフォー」の店も紹介されていたのだけれど、このイェンタフォーほどユニークなのに知名度も人気度も低いタイ料理も少ないのではないかと思って、ちょっと紹介してみる。
イェンタフォーがどういう料理かというと、タイで見て記憶に残っている方も多いのではないかと思うのだけれど、何しろスープが赤/ピンク色をしているという変な一皿なのだ。だしスープに赤いイェンタフォー(発酵豆腐)ペーストと揚げニンニクを入れた基本スープの中に、自分好みで砂糖や唐辛子酢を更にぶち込むことで、甘、酸っぱ、辛い、複雑不思議な味となり、見た目はビビッドな赤色。そこに、クエティオ麺、干イカ、タコ、魚のすり身、揚げ物、ルークチン(魚すり身ボール)、キヨプラー(魚のワンタン)、揚げ豆腐、空芯菜等々が入る。
はじめて見たとき、食したときはナンジャコレ感が相当強いのに、繰り返して食べるうちに癖になる。虜になる。行列のできるような店はスープの旨さに加えて、魚系の練り物、揚げ物、ワンタンが種類も多く凝っているところが多い。店によっては魚の皮を揚げたのが入る。
バンランプーの有名店ほか色々なところで食べたけど、ショッピングモールに入っているチェーンの専門店「Yentafo Krueng Songe」が手軽で本格的。ちょっと高いのと、注文はタイ語のメニューに自分で書いて式だけど。
ちなみにここはイェンタフォー・ヘーン(スープなし)もあります。日本だとゲウチャイさんで食べられるらしい(でも1,000円するのか…)。
さて、このイェンタフォー、何しろ赤いスープが印象的(人によってはトラウマ的らしい)だけど、wikipediaでちょっと調べてみると、
http://en.wikipedia.org/wiki/Yong_Tau_Foo
ルーツは中国客家(ハッカ)由来のスープディッシュで中国、シンガポール、タイ、マレーシアでよく見られる。1960年初頭"Chew Kuan"というレストランで出されていた一皿がオリジナルで、豆腐に肉などを詰めたものが入っていたので釀豆腐(ヨンタウフー)という名が付いた。透明なコンソメスープに、魚のボール、カニスティック、苦瓜、それに唐辛子、さらに様々なシーフードを入れる。
。。。ん、透明なスープ?
そう、どうやら中国の釀豆腐、マレーシア、シンガポールのYong Tau Fooは、赤いスープじゃないらしい。赤いスープのイェンタフォー、イェンタフォーといえば赤いスープ、はどうやらタイオリジナルらしいんですね。知らなかったなー。
いつからタイにおいてだけイェンタフォーのスープが赤くなったのか、独自にかくなる赤い進化を遂げたのか、ご存じの方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。







